お知らせ

Vol.145『職親(おまえ、そんなんでいいの?)』

おはようございます。
株式会社skyマネジメントコンサルティング
横須賀巧哉です。
私の知人にはうつ病にかかった経験のある人がいます。
何をやっても思うように進まない,身体も頭も動かない。
それはそれは振り返るととてもつらい日々だったそうです。
「振り返る」という言葉を使っているということは、
もちろんこの病気を克服されたことになるのですが
ポイントは「自律神経のバランスを取る」ことだそうです。
この人の場合はその課題解決法が適度な運動だったようで
頭の疲労と身体の疲労、
そして心の疲労感を同じレベルに合わせる
これにより素晴らしい時間を今は過ごしているようですよ。
無理はしないようにすることはもちろんですが、
疲労感のレベルを3つのポイントに着目して合わせる。
この発想は今までなかったので、正直目から鱗でした。
たしかに私の過去を振り返ってみても
疲労感はあっても精神衛生上めちゃめちゃ安定している
こういう時って「三方良し!適度な疲労!」な感じがします笑
年明けからロケットスタートしようとしてアクセル全開の人、
そろそろビジネスチアノーゼ状態になるかもしれません。
そんな方は少しギアを落とすだけでなく、
他のバランスをとってみるのもいいのかもしれませんね。

ここらでもう一段階アクセル踏みたいのに、、、
ちょっと気持ちが乗らないな、
最近、気だるさが抜けないな、
思うように頭が働かないな、
感情がやや不安定だな、

なんて感じている方がいたら
疲労感のバランスを取られるのもよいでしょう。
ちなみに、この情報には何の根拠もないので
(強いてあげるならその人への信用という貯金)

慎重な方はご自身で調べるか、然るべき人にご相談ください。
さて、やや長くなりましたが、メインコンテンツです。

タイトルで内容が想起される方は
再度確認するか、読み流すか、そのまま閉じるか、
ご自身の時間の使い方でお好きなように活用してください。

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『職親(おまえ、そんなんでいいの?)』
私たちは、珈琲を大切にする心からを通して
お客様にくつろぐ、いちばんいいところを提供します。
(株式会社コメダ珈琲経営理念)

いきなり意味不明ですが、
コメダ珈琲の経営理念に昨日触れさせていただきました。
効率と生産性だけを追い求めてきた世の中が、
ようやくそこで生きる人間の心の豊かさを
見直すようになってきた時代です(※孫引き)。

今、わたしには起業して飲食店をオープンしたい方が身近にいて、
その打合せをするために近所のコメダ珈琲を利用しています。

そもそもなぜ、そこを利用しているかと言うと
早朝からやっており、相談者の生活動線に近いからです。
その人の現在の働き方では朝しか時間が取れず
シンプルに時間と立地で選んでいました。

でも、
このお店の朝にはすごい人がいることを昨日知りました。

■ コンテスト入賞者のサービス
ご存知のとおり、コメダ珈琲も接客コンテストを実施しています。
その入賞者がこの店舗のこの時間にはいらっしゃるのですよ。
まず、入賞者がどれだけすごいかと言うと、

店舗

群馬

関東

全国

というように勝ち上がっていくため、
全800店舗(FC含む)のホールスタッフの中から
全国の舞台に立てるのはその数わずか16人だけとなります。
1店舗あたりのホールスタッフが10名程度だとすると
1万人弱からのベスト16。
そりゃ相当な猛者(もさ)です。

ですから、最初は時間と立地で選びましたが
こうなってくると
次から会社で打合せができない場合、
または、商圏内で早朝打合せが必要な場合、
その場所が脳内ポジションの上位に入ってくるわけです。
少し回想しましょう。

~昨日の会計場面~
横須賀「いつも気の利いたお声がけありがとうございます」
横須賀「Aさんはいつも接客が素晴らしいですね」
Aさん「ありがとうございます(満面の笑みで)」
横須賀「何か特別な取り組みを社内でされているんですか?」
Aさん「実は、わたしは接客コンテストに出せてもらってるんです」
横須賀「そうでしたか!だからひと際光っているんですね笑」
Aさん「そんな!ありがとうございます!照」
横須賀「コンテストに出てみてどうしでしたか?」
Aさん「お陰様でなんとか入賞できました苦笑」
横須賀「入賞って、それはすごいですね!」
横須賀「・・・で、入賞ってどれくらいすごいでんすか?汗」
Aさん「全国の舞台に出させていただきました」
横須賀「全国!?それはすごいですね!全国レベルが近所に」
Aさん「まだまだです。上位の方がいますので苦笑」
横須賀「ちなみに、どうすれば全国に出られるんですか?」
Aさん「800店舗の中から、上位16人に残れば(ニヤリ)」
Aさん「店舗、群馬、関東ブロックで選ばれればですが」
横須賀「いやぁ、ホントすごいですね」
Aさん「いえいえ、ありがとうございます」
横須賀「これからもよろしくお願いしますね」
Aさん「こちらこそ」
横須賀「ごちそうさまでした。また来ます」

~なぜ?を解消してお礼を伝えて退散~
本当はなぜ高みを目指すのかを聴いてみたかったのですが、
混んできたし、それは話が長引きそうなのでやめました。
なぜ、彼女はそこまで仕事にのめり込めるのだろう。
とても、魅力的です。
少しの妄想を加えつつ、楽しみは後にとっておくことにします。

ホスピタリティって相互満足あってのものですが、
彼女のそれは本当に見事だと思います。
仕事だからやらなきゃとか、そんな考えは微塵も感じさせず
自分に嘘をつかずに取り組まれていますからね。
なんだか、大切なものを思い出させてくれました。

■ 職親
職親って誰にでも必ずいると思います。
例外なく私にも何人かいますが、印象深いのは植松徹さん(仮名)。

わたしのアルバイト時代の上司、
FC加盟店(小売)で、当時は勤務先の店舗の次長です。
一緒に働かせてもらったのは、その人が35歳の時。
(なんと、今のわたしと同い年じゃないですか苦笑)

親が会社の経営者で、誰から見ても仕事はできる人でした。
めっちゃドライでしたけど。
なぜだか目を掛けてもらって、公私ともによくしてくれました。

閉店作業後に2人で飲みに行ったり、
アルバイトなのに仕入の決裁権与えてくれたり、
ウィークリー業務のチェックリスト一緒につくったり
シフトの組み方教えてもらったり、
結婚式に出てもらったり、
改めて、振り返ると結構お世話になっていますね。
(あとで感謝の手紙を書こう)

今はより大手のFC加盟店に買収されて、
わたしが勤めていた母体(10店舗強)は
他の経営者の手に渡ってしまいましたが、
唯一、植松徹さんだけは、
存続会社の本社勤務となって東京で活躍しています。

口ぐせは「なんかおもしろいことない?」でした。
あと、バーバリーが好きでしたね。
そんな植松さんが次長を務めていた当時は
多店舗展開の歪か、
店舗ごとのサービスレベルに差が出てきはじめ、
経営陣がそれを解消すべく
「全社で接客コンテストをやる」という取り組みがありました。

~またまた回想~
U次長「おまえ、出てみない?」
横須賀「え!?Bさんの方がいいと思いますけど」
U次長「おまえに出てみないか聞いてるんだけど」
横須賀「・・・」
U次長「まぁいいや。普段やってくれてるしね」
横須賀「ちゃんとやれって言われてますから苦笑」
U次長「何か不満?」
横須賀「いいえ。でも他の人はあまりやっていないですよね」
U次長「・・・」
横須賀「意識してやってる人も少しいますけど、全体的にはあんまり」
U次長「それが、どうかした?」
横須賀「いいえ、やっていない人もいるなぁって」
U次長「だから、それがなんだっていうの?他がやっていないから何?」
横須賀「いえ、別に・・・」
U次長「周りとか関係ないじゃん、おまえ、そんなんでいいの?」
横須賀「・・・」
U次長「周りがやってないからお前はやりたくないわけ?」
横須賀「いいえ・・・」
U次長「お前はお前が正しいと思ったことを堂々とやればいいんだよ!」
横須賀「そうでした、、、いや、そうですね」
U次長「そんなつまんねぇこと言うなよな」
横須賀「すみませんでした」
U次長「そんなつまんねぇやつらと一緒になるなよ」

振り返ると、この出来事結構その後に響いてますわ笑
亥年の年男だけに、不器用です。
自分の信じた道しか進めないようです。
みなさんの職親ってどんな人でどんな思い出がありますか?
わたしには素敵な職親がたくさんいます。
ありがとうございます。
最後までお読みいただきありがとうございます。

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